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予防医療としての点滴療法の概念

病気、老化とは

現在、様々な病気や老化の原因として、フリーラジカル(活性酸素の他、ストレスや放射線、タバコや排気ガスなどに含まれる化学物質、化学薬品、食品添加物など)が考えられています。その中で多くを占めるのが「活性酸素による酸化」であると考えられています。西洋医学的には明らかに病気ではありませんが、原因がはっきりしないが何となく調子が悪いといったようないわゆる「未病」という状態もこれが原因だと考えられています。

我々は生きていく間に様々な身体的ストレスや心的ストレスを受けながら人生を送ります。そのストレスにより体内に活性酸素が発生し、その活性酸素が様々な細胞を傷つけ病気を発症したり老化したりしてしまいます。そして、皮膚のターンオーバーに代表されるように、人間は常に古い細胞を新しい細胞に入れ換えながら生物として維持しています。古い細胞の遺伝子情報を転写して、その遺伝子情報を基に新しい細胞を作り出しているのです。しかし、そこへ活性酸素がやってくると、古い細胞内のミトコンドリアに侵入し、内部の遺伝子を傷つけてしまいます。その傷つけられた遺伝子を転写複製してしまうため、ちょっと違う細胞が作られてしまう訳です。つまり形が歪な細胞(シワなど)が出来たり、色の変わった細胞(シミなど)が出来たり、能力が低下した細胞(臓器の機能低下)が出来たりしてしまうのです。そうして細胞が作られる度に以前とは違った細胞ができあがり、それそのものが老化であったり、細胞としての機能が低下して病気を発症したりしてしまうのです。

病気・老化に抵抗するためには抗酸化物質が不可欠

上記のメカニズムから考えますと、病気を改善したり老化を防止したりするためには、このような活性酸 素を除去する必要があります。そしてその活性酸素を除去するものは「抗酸化物質」と言われ、様々なビタミン群、ミネラルなどがそれに相当します。具体的には、B群、Cに代表されるビタミン群、アルファ・リポ酸のような補酵素、プラセンタ、グルタチオンなどがあります。
これらは食事などから生成し体内に存在できるものも多く、人間はそれらを使って自ら抗酸化作用を発揮させ、病気や老化に抵抗しているのです。しかし、年齢とともに徐々に生成量が減少してきたり、病気などで消耗が著しく枯渇して足りなくなったりして、結果、活性酸素を十分に除去できなくなり、傷ついた細胞が増えて、病気が発症・悪化したり老化が進んだりして、天寿を全うしていくのです。

点滴で抗酸化物質補充!

点滴療法とは、上記のように不足した「抗酸化物質」を体内に補充して、自ら行っている抗酸化作用の手助けを狙った治療法なのです。しかも静脈内(一部皮下などの静脈以外)に直接注入することで、高い濃度が確保できるためより効果的なのです。(経口摂取では、元来備わった人間の防御システムが邪魔して、中々必要量を得ることができません。)また元々体内にあるものなので副作用は極めて少ないことも分かっていますので、身体に優しく安心して治療を受けて頂くことが可能です。
また海外では多くの臨床試験による学術論文が存在し、いずれも好成績であることから、標準治療以外の代替療法、または栄養療法としてすでに確立した治療法となっております。

自由診療

我国の現行医療保険制度においては、予防医療(点滴療法)は保険診療外と位置付けられ自由診療となります。したがって料金はすべて自己負担となります。

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