骨粗しょう症の検査とは|内容・費用・受診の目安を米子市の整形外科が解説

「年齢とともに骨がもろくなっていないか心配」「健診で骨密度が低いと言われたが、どうすればよいか分からない」——こうした不安を抱える方は少なくありません。骨粗しょう症は自覚症状が出にくく、骨折をきっかけに見つかることもあります。そのため、骨密度を測定し、現在の骨の状態や骨折リスクを把握しておくことが大切です。このページでは、骨粗しょう症の検査で何を調べるのか、骨密度の測り方、何歳ごろから受けるとよいか、費用や保険、受診の目安を、米子市のかねこ整形外科アスリートリハビリテーションクリニックが説明します。
骨粗しょう症の検査でわかることと検査の内容
骨粗しょう症の検査の中心は、骨の強さの目安になる「骨密度(骨に含まれるカルシウムなどのミネラル量を示す指標)」を測ることです。骨密度が低いほど骨がもろくなり、わずかな衝撃でも骨折しやすくなります。骨密度だけでなく、必要に応じて背骨のX線(レントゲン)撮影や血液・尿検査を組み合わせます。背骨に自覚症状のない椎体骨折が起きていないかを確認するほか、血液・尿検査では、骨形成や骨吸収の状態を示す骨代謝マーカーなどを調べます。
検査では現在の骨の状態を把握し、骨折リスクや治療の必要性を評価します。その結果をもとに、食事や運動などの生活習慣を見直したり、必要に応じて治療を検討したりします。当院では、腰椎・大腿骨の骨密度を測定できるDXA装置やX線(レントゲン)検査設備を備えています。骨の状態を確認しながら整形外科専門医が結果を一つひとつご説明していきます。
骨密度を測る主な検査方法
骨密度の測り方にはいくつか種類があり、測る部位や精度もそれぞれ異なる点に注意が必要です。健診で使われる簡易な方法と、医療機関での精密な方法とでは役割が異なるため、代表的なものを次に取り上げました。
DXA法(デキサ法)
DXA法は、弱いX線を使って背骨(腰椎)や太もものつけ根(大腿骨)の骨密度を測る方法です。骨折が起こりやすい部位を直接調べられるため、診断に広く用いられています。検査台に横になり、数分から10分程度安静にして測定します。検査そのものは通常、痛みを伴わず、比較的身体への負担が少ない検査です。検査そのものは通常、痛みを伴わず、比較的身体への負担が少ない検査です。
かかとなどで測る超音波法
かかとの骨などに超音波を当てて測る方法は、X線を使わず短時間ででき、健診や検診の場でよく使われます。手軽に骨の状態のおおよそを知るのに向いていますが、結果によってはあらためて医療機関で詳しい検査をすすめられることがあります。
手の骨などをX線で測る方法(MD法)
手の骨をX線撮影して骨密度を推定する方法もあります。これらは、どこでどの目的で測るかによって使い分けるものです。健診で骨密度が低いと指摘された場合は、医療機関を受診し、必要に応じてDXA法などで詳しく評価します。医療機関を受診し、必要に応じてDXA法などで詳しく評価します。ご自身の結果の見方や次の一歩に迷うときは、当院にご相談ください。
骨粗しょう症の検査は何歳から?受けたほうがよい人
骨粗しょう症は加齢とともに増え、とくに女性は閉経を境に骨密度が下がりやすくなります。目安として、女性は40歳を過ぎたころから節目の年齢で骨の状態を確認しておくと、変化に早く気づけます。自治体の骨粗しょう症検診でも、40歳から5歳ごとの年齢の女性などが対象とされていることが多く、お住まいの案内も確認してみてください。次のような方は、年齢にかかわらず一度検査を検討する目安になります。
● 閉経を迎えた、または閉経が早かった女性。
● 身長が若いころより明らかに縮んだ、背中が丸くなってきた。
● 親や家族に骨粗しょう症や太もものつけ根の骨折をした人がいる。
● やせ型で食が細い、極端なダイエットの経験がある。
● 喫煙習慣がある、飲酒量が多い、運動習慣が少ない。
● ステロイドの薬を長く使っている、糖尿病や関節リウマチなどの持病がある。
● 軽く転んだだけ、あるいは思い当たる強い原因がないのに骨折したことがある。
これらの項目に当てはまる方や、検査を受けるべきか判断に迷う方は、一度医療機関にご相談ください。
骨粗しょう症の検査結果(骨密度の数値)の見方
骨密度の評価では、若年成人平均値(YAM:Young Adult Mean)に対して、ご自身の骨密度が何%にあたるかを確認します。一般に、YAMの80%以上は正常域、70%以上80%未満は骨量減少、70%以下は骨粗しょう症を診断する際の基準の一つとなります。ただし、実際の診断では骨密度だけでなく、これまでの脆弱性骨折の有無や年齢、持病などもあわせて判断します。一般に、YAMの80%以上は正常域、70%以上80%未満は骨量減少、70%以下は骨粗しょう症を診断する際の基準の一つとなります。ただし、実際の診断では骨密度だけでなく、これまでの脆弱性骨折の有無や年齢、持病などもあわせて判断します。ただし数値の評価は、年齢・過去の骨折の有無・他の病気などをあわせて判断する必要があり、同じ数値でも意味合いが変わることがあります。
結果はあくまで現時点の状態を示すものです。数値が低い場合は、生活習慣の見直しや必要な治療によって、骨折リスクの低減を目指します。反対に基準の範囲内でも、骨折の経験がある方などは注意が必要です。数値の意味や、これからどうすればよいかは、検査結果をもとに整形外科専門医がわかりやすく説明します。
検査にかかる時間・費用・保険について
骨密度の検査自体は、横になって数分から10分程度で終わることが多く、通常は痛みを伴いません。特別な事前準備は基本的に不要ですが、金属のついた衣類を外していただくなど、当日ご案内する場合があります。ここでは費用や保険の考え方の目安を説明します。金額は検査方法や医療機関、保険の扱いによって変わるため、正確な費用は受診時に当院でご案内します。
費用と保険の考え方
症状や骨折歴などがあり、医師が診療上必要と判断して行う骨密度検査は、健康保険が適用される場合があります。自己負担額は、検査方法、健康保険の自己負担割合、診察や追加検査の有無などによって異なります。一方、自治体の骨粗しょう症検診は、対象年齢や自己負担額、実施方法が自治体によって異なります。また、症状がなく、ご自身の希望で受ける検査は保険適用外(自費)となる場合があります。ご自身がどれに当てはまるか分かりにくいときは、当院にお問い合わせください。
米子市で骨粗しょう症の検査を受けられる場所と当院での流れ
骨粗しょう症の検査は、整形外科をはじめとする医療機関で受けられます。整形外科は骨や関節を専門に扱うため、検査だけでなく、結果に応じた治療や、転倒・骨折を防ぐための運動・リハビリの相談まで一続きで対応できるのが利点です。かねこ整形外科アスリートリハビリテーションクリニックは米子市で整形外科・リハビリテーション科を標榜し、骨密度測定器とレントゲンを備えた体制で検査に対応しています。
当院では、問診で気になる症状やこれまでの骨折・持病をうかがったうえで、必要な検査を行い、骨の状態を確認します。骨密度が低い場合は、年齢や骨折歴、骨密度の値などを確認したうえで、食事・運動などの生活指導や、必要に応じた薬物治療を検討します。また、理学療法士による運動療法では、筋力やバランス機能の維持・改善を図り、転倒リスクの低減を目指します。治療内容や経過には個人差があるため、状態を確認しながら継続的にサポートします。
理学療法士による運動療法では、筋力やバランス機能の維持・改善を図り、転倒リスクの低減を目指します。効果や治療内容には個人差があるため、状態を見ながら継続的にサポートします。
よくある質問
骨粗しょう症の検査は痛いですか?時間はどのくらいですか?
骨密度の測定は横になって受ける検査で、骨密度測定は、通常、痛みを伴わない検査です。方法にもよりますが、数分から10分ほどで終わることが多く、体への負担は少ない検査です。
症状が何もなくても検査を受けたほうがよいですか?
骨粗しょう症は自覚症状が出にくく、骨折して初めて気づくことも珍しくありません。とくに閉経後の女性や、家族に骨折した人がいる方などは、とくに閉経後の女性や骨折のリスク要因がある方は、症状がなくても骨密度検査を検討する意義があります。判断に迷うときは当院にご相談ください。
検査で骨密度が低いと分かったら、どうなりますか?
すぐに治療が必要とは限らず、年齢や骨折の有無などをあわせて評価します。生活の見直しで様子をみる場合もあれば、お薬による治療を行う場合もあります。いずれも骨折を防ぐことが目的で、状態に合わせてご提案します。
米子市で骨粗しょう症の検査・骨密度が気になる方はかねこ整形外科アスリートリハビリテーションクリニックへ
骨粗しょう症は早期に骨の状態を把握し、必要な対策や治療を行うことで、骨折リスクの低減を目指せる病気です。自覚症状がなくても、閉経後の女性や身長の縮み・家族の骨折歴が気になる方は、骨密度検査を検討してみてください。
骨密度が気になる、健診で低めと言われた、転びやすく骨折が心配——そうしたときは、米子市のかねこ整形外科アスリートリハビリテーションクリニックへお気軽にご相談ください。骨密度測定器とレントゲンを用いて骨の状態を確認し、整形外科専門医と理学療法士が、検査から予防・治療まで一緒に考えていきます。